Book Review

【洋書ミステリー】THE HOUSEMAIDシリーズ / FreidaMcFadden

aimai

紹介している4冊すべて、kindleUnlimited対象作品です!サブスクしている方は無料で読めるのでぜひ読んでみてください♪

ニューヨークタイムズベストセラー作品で2023年頃アメリカで大バズりしたThe Housemaidシリーズをご存知でしょうか?

著者のFreida McFaddenは脳損傷を専門とする外科医として働きながら本作を執筆されていました。(最近は新作を次々と発表されているので、さすがに今は作家に専念されているかと思われます。)

Freida McFaddenの作品は読みやすい英語で書かれているので、洋書初心者におすすめです!作品のジャンルはサスペンス、サイコスリラー。

しかし、このThe Housemaidシリーズ。4冊発売されているので、どれから読めばいいの?と悩むかもしれません。

ということでFreidaMcFadden 先生の大ファンでこの作品を英語多読にゴリ推ししたい私が読むべき順番とちょろっとあらすじを紹介していきます!(ネタばれなし)

1, THE HOUSEMAID(青:2022)

”完璧な家”にはある秘密があった───入ってしまったからには、逃げられない──

主人公:Millie が 裕福なWinchester 家のメイド面接を受けるところから物語ははじまる。Millie が住み込みのメイドとして働く Winchester 家は会社経営者の Andrew、専業主婦の Nina とワガママな1人娘の Cecelia の3人家族。

Millie が Nina に住むよう案内された部屋は、窓もない息苦しい部屋。しかし、Millie はそれでも「車中生活よりマシ」だった。Millie は10年間もの間、刑務所で過ごし、出所したばかりだったのだ。

NinaとCeceliaに振り回される毎日の中、ハンサムでお金持ちの夫 Andrew だけがいつも優しい言葉をかけてくれていた。こんな素敵な夫がいるのになぜ Nina はいつも機嫌が悪く、部屋は散らかり料理もしないのか?

裕福で幸せそうに見えるWinchester家には、ある秘密があった・・・

記念すべきシリーズ第一作目。まずはこの青い本からはじまります。

ページをめくる手が止まらない!とか、本を置くことができませんでした(汗)とか、何を大げさなと思うタイプだったのですが・・・いやまさにページをめくる手が止まりません。

日本ではまだシッターさんや家事代行を利用するご家庭って少ないですが、アメリカの富裕層はナチュラルに雇うのですね。Millieのような犯罪歴のある人を普通に雇うのね??バックグラウンドチェックはされたのかしら??という謎がありましたが・・・おおそうきたか、と。

きっとあなたも読みながら「Millie!!うしろ、うしろ!!」と叫んでしまうでしょう。

この1作品目だけでも大満足だったのですが、まさかの続編があるという。

2, THE HOUSEMAID’S  SECRET(赤:2023)

決してみてはいけない──寝室にいる妻は・・・

1作品目がすごくおもしろかったので、それを超えるものはあまり期待していませんでしたが。続編も最高じゃないか。

Millie は過去の犯罪歴を隠しながらも弁護士の彼と安定した関係を築き、社会福祉士を目指して勉強をしている。

そんな中、Millie はマンハッタンのペントハウスに住む夫婦の家で働き始める。夫・Douglas は「寝室には絶対に入らないで。妻が重い病気なんだ」と話す。Douglas からの注意を守るも、Millie はある日、妻・Wendy の血の付いた洗濯物を見つけてしまう。不穏な兆候に気づき、Wendy の安否を案じ始めるが・・・

はい、今回はマンハッタンのペントハウスに自分も家事をしに行っているような気分にさせてもらえます。

ハンサムキュートな弁護士の彼ともラブラブ。でも、犯罪歴のある Millie は、どこか自分を偽っているような居心地の悪さを感じている。

彼の両親と会う話がでたとき、Millie は限界を迎えてしまう。Millie が本当に安らげる場所とは・・・

気が付けば、Millieをめちゃくちゃ応援しているんですよね。

このシリーズは、Millieの成長ストーリーでもあるのです。犯罪歴はあるけど、芯が通っててブレないMillie、幸せになってほしい!!

3, THE HOUSEMAID IS WATCHING(白:2024)

実は・・・シリーズ3作品目からは、あまりお伝えできませんw。

なぜお伝えできないのかは、ぜひシリーズで読んでいただきたいのです・・・!

ただひとつ言えるのは、ここまで読むと完全にMillie(と…)を推すために読んでいる。ハコ推しとも言えるでしょう。

4, THE HOUSEMAID’S WEDDING(紫:2024)

3, THE HOUSEMAID IS WATCHING同様、ネタバレになるのであまり紹介できません・・・なにも言えないのがもどかしいからとにかくみんな早く読んで!といった気持ちですw

THE HOUSEMAID’S WEDDINGはショートストーリーです。100ページもないので、サクッと読めます。

ここでMcFadden先生からのコメント。

“It can be read either between Book 2 and Book 3, or after Book 3.”
2作目(赤)と3作目(白)の間に読んでもいいし、3作目(白)のあとに読んでもいいよ!

THE HOUSEMAID IS WEDDING “AUTHOR’S NOTE”より

私は3作目を読み終えたあとに読みました。2作目のあとに読んでも楽しめますが、どちらかというと3作目まで読んだあとのほうが、よりエモくなって楽しめるかもしれません。

Goodreadsよりレビューを紹介

海外のレビューを少しご紹介いたします。やはり思うことは、キャラを好きになる+ハラハラ衝撃展開。わかるわかる~。

The books are all wonderful, very realistic, believable characters you want to be friends with. You should try some…but be careful, you too might have to read them all!

このシリーズはどれも素晴らしく、とてもリアルで、友達になりたくなるような信用できるキャラクターが登場します。あなたもぜひ読んでみてください。でも気をつけて。全部読みたくなってしまうかもしれません!

Goodreadsレビューより

“What a wild ride!!! Freida definitely delivered the best twisty ending… Gripping from start to finish… honestly, I just could not put it down… An absolutely mind-blowing shocker that kept me guessing and on the edge of my seat literally until the very end.”

なんてすごい展開!間違いなく最高のどんでん返し… 最初から最後まで引き込まれっぱなしで… 正直、まったく本を置くことができませんでした… 最後の最後まで予想がつかず、ハラハラしっぱなし、まさに衝撃的で圧巻のストーリーでした。

Goodreadsレビューより

洋書 × サイコ・スリラーは英語多読におすすめ

シリーズで4冊紹介いたしました。THE HOUSEMAIDシリーズは【青 → 赤 → 白 → 紫】の流れで読むのがおすすめです。

この4作品、kindle Unlimitedですべて無料で読めます。Kindle Unlimited会員でなくても、電子書籍であれば4冊まとめても2,000円ほどで購入可能です。

私はこのTHE HOUSEMAIDシリーズのおかげで【洋書 × サイコスリラー】というものにハマり、単なる学習の一環に過ぎなかった英語多読がナチュラルに生活の一部になりました。

続きが気になってリズムよく読みたくなるので、このようなスリラーやミステリ系のジャンルは洋書多読に向いているのでは?と思っています。

英語多読はもっと読みたくなる、ワクワクした気持ちが大切です。夢中になって読んでいれば、気づかぬうちに英語力は伸びていきます!!


みなさんも、良い多読ライフを☺️📚

ABOUT ME
MAYA
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多読で英検1級を目指す!
英検1級学習中|洋書と海外ドラマや映画が好きなアラフォー。留学や英語使用仕事の経験ナシ&参考書学習は苦手で続かない。おとなのやり直し英語を応援します♡
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